佐久バルーンフェスティバルで鯉のつかみ取りをさせて頂いた息子が鯉を五尾もつかまえたので初調理。ワンコたち、コイを食べるのは初めてです。鯉の捌き方とワンコと飼い主用の調味方法を紹介する。
まな板の上のコイ。「待て」させてわけではないけれど、警戒して“ガン見”。
ドッグフードや普通の手作り食では摂ることのできない良質で豊富なコラーゲンを多く含む牛アキレスは犬用おやつはに適している。さらに、固くて何度も噛んでから食することになるのでストレス発散効果もあって一石二鳥だ。
今回は牛アキレスのイヌ用おやつの作り方。
★材料 牛アキレス
※写真は2kg(100gあたり130円程度で購入)
本日のワン子たちの夕食は“温泉卵ご飯”。ポイントは納豆。通常はヨーグルトだけれど、ほぼ毎食発酵食品を与えるようにしてからプー(お通じ)の匂いが大幅に軽減されたので時折納豆もメニューに加えている。
写真はメイプル用。リンゴをたくさん与えるとお腹が緩くなるので少量のみ。サフランはそのような事はないので林檎の量を増やして与えた。
ポテトは茹でてマッシュしたのみ(味付けなし)。茹でたジャガイモをキューブ状にカットしただけだとそのまま出てきてしまうので、じゃがいもは潰して与えている。
★材料
鶏胸肉 150g 300kcal
ご飯 150g 250kcal
温泉卵 1個 80kcal
ひよこまめ(水煮) 20g 30kcal
納豆 20g 50kcal
マッシュ・ポテト 20g 15kcal
レタス3枚 カロリー計算外
りんごスライス 2枚 カロリー計算外
合計 725kcal
ワンコの手作り食を作り続けるコツは、人あるいはワンコの食事用に準備した食材やその副産物を互いに有効利用することだと思う。
例えば人がキャベツを食するときはワンコにもあげる、さらに芯や外側の2~3枚を加える。あるいは以前「骨せんべい」で記したように、魚を三枚に下ろしたら骨を素揚げにしてオヤツを作る。卵を茹でたらワンコ用に余分に茹でるといった具合。“互いに有効利用”といっても特別なことは何もありません。
ちなみにキャベツは獣医学書に犬に有害な食材と記されているらしいが、一度の一玉を与えるといった極端なことをしなければ何ら問題はない。同じことは葡萄にもいえる。犬の内臓系の疾患を起こすとされているが、一食に少量与える限りにおいては問題なし。
逆にワンコ用の食事の副産物を人が利用する例としては、鶏の胸肉とその茹で汁を挙げることができる。サフランとメイプルは二頭で一食あたり300-400gグラム食べるから一度に大量に茹で冷蔵・冷凍保存をしているものの、茹でる頻度は高い。
“茹で汁”と書くと美味しそうではないけれど、香味野菜を加えて煮詰めれば手作りチキンコンソメの出来上がり。応用方法はおいおい紹介するとして、本日はラザニア用ホワイト・ソースに応用した。
鍋にバターを溶かし、小麦粉を炒めたあとに温めておいたミルクに加え、同様に温めておいたチキンスープ(茹で汁)を少しずつ加えて混ぜるとホワイト・ソースの出来上がり。牛乳だけで伸ばすよりも風味豊かでカロリーも多少低く抑えることができる。
あとはラザニアの麺というか生地、ミートソース、ホワイトソースを順に重ね、最後のパン粉とチーズを乗せてオーブンで焼けば出来上がり。写真のラザニアは耐熱皿が深くて大きいので220℃で20分焼いた。
特定添加物の体内への蓄積を減らすため、2種類以上のドッグフードを与えることをお薦めする。一度に複数のドッグフードを与えるという意味ではなく、与えているドッグフードがなくなったら次は別種のドッグフードを購入するというようにローテーションさせると良い。
サフランとメイプルは二回食だが夜は手作り、朝はドッグフードで「ロイヤルカナンのラブラドールレトリバー 成犬~高齢犬用」と「ネスレのプロプラン 成犬用 ラム&ライス」を交互に与えている(写真左がロイヤルカナン、右がプロプラン)。
ちなみにロイヤルカナンは12kgで8000円くらい。プロプランは13.5kgのブリーダーパックで7000円程度。手作り食は鶏肉が多いのでプロプランはチキン&ライスではなくラム&ライスにしている。
直江津まで釣行。狙ったスズキはボウズだったけれど妻子はメジナの子ども、豆あじ少々とサヨリ約30尾を釣り上げた。
その晩の人のメニューは小魚の南蛮漬けとサヨリの天ぷら。
ワンコ達には骨せんべいを作った。カルシウムたっぷり。
小魚の骨せんべいの作り方はいたって簡単。落とした豆あじの頭と天ぷらように外したサヨリの中骨を200℃程度の油で10分強揚げるだけ。無駄少なく自然の恵みを頂きました。
牛乳の栄養成分を濃縮したチーズは栄養満点。ただ市販のチーズは塩分が気になってワンコには与えづらい。で、やっぱり手作りが一番安心。
10分もあれば簡単に作れるカッテージチーズはクラッカーや薄切りフランスパンにのせれば簡単なオードブルとして飼い主の晩酌のつまみにもなる優れもの。
◆カッテージチーズの作り方
・材料
ミルク 400cc
酢 20g
・作り方
鍋に牛乳を入れ混ぜながら暖める。
指を入れて熱く感じる温度(60℃)になったら火を止める。
鍋に酢を入れて菜ばしなどでかき回す。
2分ほど放置。
ボールの上にザルを重ねる。
ザルの上にキッチンペーパーを敷き、鍋の中身をゆっくりと注ぐ。
5分ほど放置。
キッチンペーパーに残ったのがカッテージチーズ。上記の量で115g程度できる。
お正月ということで、おせちっぽい食事にした。メニューはこんな感じ。
・マグロのアラの水煮(175g:220kcal)
・お米のおはぎ(ご飯65g:85kcal+小豆40g:55kcal)
・リンゴきんとん(りんご120g:65kcal+サツマイモ50g:60kcal)
・豆腐(65g:50kcal)
・お雑煮(餅25g+60kcal+刻んだ野菜)
・田作り
合計:595キロカロリー
人間用にトンカツなどのフライ料理を作った際は、あまったパン粉に卵を足し、ワンコのおやつに揚げボールを作っている。
カロリーの高いお菓子だから高齢犬やダイエットの必要な犬には不向きだろうが、3歳のサフランや1歳に満たないメイプルには大丈夫。うちの子たちは御腹を壊すことはないけれど、初めて与える際はまずひとつ与えて様子を見たほうが良いかも。
タイトルには松茸。でも実際は人間用に取りのぞいたマツタケの石づきを気持ち厚めに切って与えただけ...
ワンコにとって松茸は全く感動を呼ばない食材だろうし、実際今までにサフランが残した唯一の食材が生のまま与えた“えのき”であることを思えばワンコにとっては迷惑な“マツタケごはん”かも。でも肉の茹で汁で茹でた石づきは、ふにゃふにゃになっておいしそうだった。
ところで軽井沢は松茸が採れる。で、地元の農協直販店には朝採れの松茸が並び美味しくて安い(それなりに高価ではあるものの都会のスーパーとの比較では)ので年に数回の贅沢ということで食卓に並べていたのだが、それも原子力発電所の事故が起きるまでの話。軽井沢の山林ではきのこや一部野草から基準値を超える放射性セシウムが検出されたとかで出荷規制となっている。近隣産で出荷規制されていない松茸は店頭に並ぶものの、ちょっと心配で手が伸びない。で、本日の松茸はアメリカ産。
鶏胸肉と軟骨付きの豚肉は水から煮て沸騰後10分で火を止める。10月の軽井沢では一晩キッチンに放置すると豚の脂が白く固まりスープ表面に膜を張るので全て取り除く。室温で油が固まらなければ冷蔵庫に入れる。軟骨はこの状態で程良い硬さになっており、鶏肉にも適切に火が通る。
以下を鍋にいれ、適量の上記煮汁(スープ)で煮た。
★松茸雑炊のレシピ、というか煮た食材
微量の松茸
ブロッコリー(根元近くから枝のように伸びる人間が食べない部位)2本のみじん切り)
卵 1個 80kcal
ご飯 60g 90kcal
生の卵白はよろしくないので、卵は完全に火を通す。
スープ 10kcal
以下を適切にカットして餌皿に入れ、雑炊をかけて出来上がり。
茹でた鶏胸肉 100g 220kcal
茹でた軟骨付きの豚肉40g 90kcal
みじん切りにした生のブロッコリー(根元近くから枝のように伸びる人間が食べない部位1本)
以上で500kcal。