ワンコの手作り食を続けるコツ-食材は互いに相互利用

手作り食・餌・ドッグフード・食事の作り方

ワンコの手作り食を作り続けるコツは、人あるいはワンコの食事用に準備した食材やその副産物を互いに有効利用することだと思う。

例えば人がキャベツを食するときはワンコにもあげる、さらに芯や外側の2~3枚を加える。あるいは以前「骨せんべい」で記したように、魚を三枚に下ろしたら骨を素揚げにしてオヤツを作る。卵を茹でたらワンコ用に余分に茹でるといった具合。“互いに有効利用”といっても特別なことは何もありません。

ちなみにキャベツは獣医学書に犬に有害な食材と記されているらしいが、一度の一玉を与えるといった極端なことをしなければ何ら問題はない。同じことは葡萄にもいえる。犬の内臓系の疾患を起こすとされているが、一食に少量与える限りにおいては問題なし。

逆にワンコ用の食事の副産物を人が利用する例としては、鶏の胸肉とその茹で汁を挙げることができる。サフランとメイプルは二頭で一食あたり300-400gグラム食べるから一度に大量に茹で冷蔵・冷凍保存をしているものの、茹でる頻度は高い。

“茹で汁”と書くと美味しそうではないけれど、香味野菜を加えて煮詰めれば手作りチキンコンソメの出来上がり。応用方法はおいおい紹介するとして、本日はラザニア用ホワイト・ソースに応用した。

鍋にバターを溶かし、小麦粉を炒めたあとに温めておいたミルクに加え、同様に温めておいたチキンスープ(茹で汁)を少しずつ加えて混ぜるとホワイト・ソースの出来上がり。牛乳だけで伸ばすよりも風味豊かでカロリーも多少低く抑えることができる。

あとはラザニアの麺というか生地、ミートソース、ホワイトソースを順に重ね、最後のパン粉とチーズを乗せてオーブンで焼けば出来上がり。写真のラザニアは耐熱皿が深くて大きいので220℃で20分焼いた。

ラブラドールとラザニア

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