★材料
・ラム肉: 100g 250kcal
・ゴハン: 70g 105kcal
・ドッグフード(アイムス ラム&ライス) 40g 140kcal
・レタスの葉: 2枚
・トマト:半分
●合計:495 kcal
※野菜はカロリー計算から除外。
キャラクター弁当(キャラ弁)って程には芸が細かくないけれど、この日の朝の情報番組に登場した見事なキャラ弁を作るお母さんに触発されて作成したサフランのキャラ弁。犬がキャラクターを楽しむ訳ではないので完全なる自己満足ですハイ。
メインは茹でた鳥の胸肉およそ200g。パスタは人が食べたタラコスパゲティの残り。ちょっと塩分あるけれど、この程度なら大丈夫でしょう。一口おにぎりには青のりを振りかけていて、“顔”はオカラとニンジンのシッポと巨峰。サラダは白菜の芯を粗みじんに刻んだもの。
ネギ(ネギ科ネギ属の野菜): タマネギ、長ネギ(白ネギ、青ネギ)、ニラ、ワケギ、アサツキ、ラッキョウ、ニンニク、ポワローネギ(リーキ)、シブレット(チャイブ)
これらの食べ物を犬が食べた場合赤血球の脂質膜が破壊され、溶血性貧血、血尿といった症状を発症する可能性があります。
一般的にネギ類が入っている料理:ハンバーグ、ハンバーガー(中に入っているハンバーグ)、餃子、親子丼、牛丼、カレー。
知人のポメラニアンは、バーベキューで焼いていた玉ネギが落ちた瞬間、止める間もなく食べてしまいました。口から泡を出し、数時間で死んでしまいました。
カカオ(チョコレート・ココア):
チョコレートやココアの苦味は、これらの原料であるカカオに含まれるテオブロミン (theobromine)という成分に由来しますが、これはカフェインに似た物質で犬が摂取すると中毒を起こす可能性があります(症状は摂取量による)。下痢、嘔吐、震え、心拍数低下、昏睡といった症状が考えられます。
JKCのセミナーで講演なさった獣医さんによると、バレンタインデーにチョコレート中毒で来院する患畜が多いとの事ですからご注意下さい。
コーヒー、紅茶、日本茶:
興奮作用のあるカフェインを含む珈琲や紅茶、日本茶などを過度に摂取するとチョコレート同様、犬には良くありません。
卵白(生たまごの場合だけ):
生卵白に含まれるアビジン (Avidin) がビオチンというビタミンの一種と結合をして、その吸収を阻害します。
ビオチンが不足した事によって生じた障害を卵白障害と呼びますが、その症状には次のようなものがあります。脱毛、皮膚疾患、結膜炎、疲労感、食欲不振、味覚異常、血糖値上昇、不眠、神経障害。
アビジンは加熱によってビオチンと結合する性質がなくなりますから、ゆで卵や目玉焼きの状態ならば卵白だけを与えても問題ありません。
卵黄には大量のピオチンが含まれていますから、生でも卵白のみではなく、卵ひとつをまるまる与える場合はビオチン欠乏症を心配する必要はありません。
整腸作用のあるヨーグルトは人にも犬にも良い食べ物です。
ヨーグルトメーカーも多数市販されていますが我が家で使用する器具は計量カップのみ。電器製品は使用せずに次の方法でヨーグルトを手作りしています。
◆用意する材料・器具
●ヨーグルトの材料
・牛乳(成分無調整)
・種となるヨーグルト※
※種となるヨーグルト
スーパーでお好みのものを買ってくる。ラベルに「種として使用するには向いていない」という趣旨の文言が記されている事がありますが、気にせずそのまま使用しても大丈夫です。我が家ではカスピ海ヨーグルトを種にしていたのですが、ある時、試しに種用として販売(カスピ海ヨーグルトの場合700円弱)されているものを試したところ、食用として売っているものと比較して、乳酸菌パワーというか、発酵力が格段に強力でした。以来、それを種として使い続けています。ただ雑菌混入が気になるので、3ヶ月置き位に種用として売られているヨーグルトを買ってきて代替わりさせています。
●必要な器具
・計量カップ(なくても大丈夫)
◆作り方(1リットルの牛乳の場合)
少量を与えてみて、お腹を壊さないようならば犬に人間用のミルクを与える事ができます。
ここで記した牛乳OKとは小犬を牛乳で育てるといった事ではなく、食中や食後に、水の代わりにミルクを与えるケースを想定しています。何らかの理由で幼犬を授乳させる場合には、小犬の発育に必要な成分が足りませんので牛乳ではいけません。
牛乳を与えると尿結石が出来やすいという意見もあるようですが、科学的に立証されている定説ではありません。
また牛乳と尿結石の話は見聞きしても、牛乳と成分の類似したヨーグルトと尿結石の話はまったく聞かないのは不思議なことです。
犬にヨーグルトを与えることを推奨する獣医さんがおられます。これは牛乳が尿結石の原因になるという意見を気にしていない獣医さんが多くいらっしゃる事を示しています。普通に市販されているヨーグルトと牛乳の成分は乳酸菌や発酵の有無以外は同じですので。
サフランには、1回150cc程度を30秒電子レンジで温めてから食後に与えています。
また野菜を煮る際にも牛乳で煮る事がお多くあります。
極端に安いドッグフードは油を多く入れる事でカロリー数の帳尻を合わせていますが、栄養素のバランスが悪く、愛犬に与えるのに適していません。特に、身体を作るための豊富な栄養素が必要な成長期になる小犬には絶対に与えないようにしましょう。
このページを書くのに体験しなければと、10kgで800円というものを買いました。匂いは強いマーガリン臭で、多くの植物性オイルが使用されている事を示していました。
毒は入っていないだろうとサフランの食事に少し(カロリー計算で全体の三分の一程度)混ぜてみたところ下痢になりました。
残りは破棄しました。
塩(ナトリウム)も生体を健康に維持するために必要なミネラルのひとつですから、犬も塩分を必要としています。
ただし、人間よりもずっと少ない量の塩分で十分ですから、ワンちゃんの手作り食を作る際にわざわざ醤油や塩、味噌で味を付ける必要はありません。食物に含まれるナトリウムで十分です。特に煮干しを定期的におやつにもらっているわんこの場合、煮干しに通常の食品よりも多めの塩分が含まれる事にご留意を。
犬は汗腺が肉球の他にないため、余分な塩分を人間のように容易に排泄する事ができません。
塩分のとりすぎは腎臓などに負担がかかり、病気の原因になりますのでご注意下さい。