手作りヨーグルトの作り方

手作り食・餌・ドッグフード・食事の作り方

整腸作用のあるヨーグルトは人にも犬にも良い食べ物です。

ヨーグルトメーカーも多数市販されていますが我が家で使用する器具は計量カップのみ。電器製品は使用せずに次の方法でヨーグルトを手作りしています。

手作りヨーグルトの作り方◆用意する材料・器具

●ヨーグルトの材料
 ・牛乳(成分無調整)
・種となるヨーグルト※

※種となるヨーグルト
スーパーでお好みのものを買ってくる。ラベルに「種として使用するには向いていない」という趣旨の文言が記されている事がありますが、気にせずそのまま使用しても大丈夫です。我が家ではカスピ海ヨーグルトを種にしていたのですが、ある時、試しに
種用として販売(カスピ海ヨーグルトの場合700円弱)されているものを試したところ、食用として売っているものと比較して、乳酸菌パワーというか、発酵力が格段に強力でした。以来、それを種として使い続けています。ただ雑菌混入が気になるので、3ヶ月置き位に種用として売られているヨーグルトを買ってきて代替わりさせています。

●必要な器具
 ・計量カップ(なくても大丈夫)

◆作り方(1リットルの牛乳の場合)

  1. 成分無調整の牛乳を完全に開封し、計量カップに100ccを注ぎます。計量カップがなければ、だいたいの量で大丈夫です。完全に開封するとは通常のように片側だけを開けるのでなく折りたたまれた部位がないように開ける事を指します(写真参照)
  2. 計量カップに入った牛乳を他の容器、コップなどに移します。取り分けた100ccのミルクはヨーグルトには使用しませんので、後で飲むなどして下さい。
  3. 種となるヨーグルトを先と同じ計量カップに100cc入れます。
  4. 計量カップに取り分けた100ccのヨーグルトを、先に100ccを取り出した牛乳パックにいれます。つまり、牛乳パックの中で100ccの牛乳とヨーグルトが入れ替わったことになります。
  5. ペーパータオルを牛乳パックの開口部にかぶせて、輪ゴムで留めて蓋とします。パーパータオルを使用するのは発酵に必要な空気を取り込むためです。

 

以上で完成。このまま直射日光の当たらない室内に置き、ヨーグルトが完成するまで1から3日待ちます。

完成までの日数は室温に大きく左右されます。拙宅を例にすると夏場で1日、冬場で2日間、真冬で3日間程度です。場所は軽井沢ですので夏場でもクーラーは使わない部屋で発酵させています。冬場、夜間は暖房を切っています。真冬の外気温はマイナス10度にはなる環境です。

完成したらペーパータオルの蓋をしたまま冷蔵庫に保管します。

手作りヨーグルトを作り続ける場合には、上の作業で冷蔵庫にしまったヨーグルトを食べ終わる前にその一部(100cc)を種にして、次のヨーグルトを仕込んで下さい。

注意点:作業前に手と計量カップを良く洗って下さい。手などに付着したヨーグルトには雑菌が混じる可能性がありますから、種としては使用しないようにします。

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