ダニにご注意を

犬の健康・病気・手入れ

これからの季節、散歩の後にダニが付いていないかの確認が重要だ。耳の内側、目の周り、下腹部などが重点チェックポイントである。下腹部からダニを見つけたことは無いのだが、時折赤くなっていることがあるので、何らかの虫に刺されることがあるようだ。

散歩の後にはウェットティッシュでワンコ達の全身を拭いているが、その際に異常が無いかを確認している。目の周りや耳の内側の異常(ダニもそうだが外耳炎なども)は比較的気が付き易いが下腹部は見落とがちなのでサフランの頭を私の両膝の間におき、しっかりと仰向けにして確認するようにしている。

写真はサフランの上瞼についてダニ。うっかりすると見落としそうなほど小さい。見落とすと血を吸って見落としようが無いほどに膨らむらしいが、膨らんだ姿を見たことはない。

イヌに付いたダニ

犬についたダニの拡大写真

一匹見つけたら他にもいるかもしれないので、全身細心の注意を払って観察するべきだろう。このときも、上瞼のような安住の地をまだ見つけられずに首の辺りの毛の上をウロウロと歩いていたダニをサフランから1匹、メイプルの背中から1匹発見した。イエローラブラドールのメイプルの場合はダニの茶色い体色が保護色となり発見が難しかった。

ちょっと草深い空き地で遊ばしたことが原因と思われる。まもなく3歳になるサフランだがダニが付いているのを見たのは二回目なので、一度の3匹のダニを見てちょっとびっくりした。近所のラブ・オーナーも数年ぶりにダニがついているのを見たというから、今年の軽井沢では例年よりもダニが多く発生しているのかもしれない。

写真はサフランの左上瞼で見つけたダニ。ピンセットでなるべく肌に近い、つまり頭近くを強く挟んで取る。体だけをはさんで引っ張ると頭が取れずに残ってしまうから注意が必要と獣医師から注意を受けた。自身の無い方は動物病院で取ってもらった方が良いかもしれない。

ダニを取るときの注意点

上瞼のダニをピンセットで取る場合の注意点。

  • 犬の目を傷つけないこと。
    犬はしっかりと押さえて万が一暴れても目を傷つけないように。自信がなければやらないことが肝要。万が一眼を傷つけたら取り返しがつかない。
     
  • ピンセットの先端が鋭く尖っているものは使わない(犬の怪我防止のため)
     
  • ピンセットの内側には溝が刻んであるタイプが良い。内側がツルツルしてるものは滑ってしまって上手くダニが取れない可能性が高い。

写真のピンセットの先端は比較的鋭利なタイプ。今回の目的で使用するならば、もっと先端が丸みを帯びているものが望ましいと思う(私はダイアモンドの裸石をピンセットでつまむのが仕事だった時期があるので使い慣れたピンセットを利用した。またサフランはおとなしいので問題ないと判断)。

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