虹鱒六尾が手に入ったので、一尾をサフランに提供した。
アンチ・アレルギーのドッグフードに使用される動物性タンパク質としてサーモンが多く使われていることを考えると、鮭の親戚たるニジマスも犬に適した食材と思われる。
人用調理のついでに香草を詰めてオーブン焼きとした。
★材料
・ニジマス
・ディールなどの香草(今回は庭のパセリを使用)
・ローズマリー(乾燥)
・レモン0.5個
・トマト少々
以下は人間のみに必要
・バター50グラム
・塩
・黒コショウ
・ニンニクふたかけ
・小麦粉
・バルサミコ酢30cc程度(無ければレモン汁や普通の酢で可)
・砂糖大匙1
※犬のご飯たる淡水魚の臭み消しにハーブやらレモンが必要だとは思えないけれど、まぁ人と同じように調理したほうが美味そうな気がするので、人間用晩御飯のついでに調理した。
★下ごしらえ
ニジマスは鱗を取る。水を張った大きなボールの中など、水中で作業をするとウロコが飛び散らなくて良い。
頭を落とし、腹を割いて内臓を出し腹の中を良く洗う。人間用は背骨近くの血合いまで良く落とす。
頭を残して調理する場合はエラを取る。
腹の中と皮の表面にローズマリーをまぶす。人間用は同じ箇所に塩、コショウも振る。
レモン0.5個分を半月切りに薄くスライスする。
腹の中にスライスしたレモンとパセリをつめ、魚からでる水分取りにペーパータオルを敷いたバットの上に並べる。
人間用に、パセリ小さじ一杯程度のみじん切りを作っておく。
★調理
犬用はこの状態でオーブンに入れ、オリーブオイル小さじ1杯程度を上から掛けて210℃で15分焼く。オリーブオイルはなくても良いが、使用すれば皮がパリッと仕上がり犬が喜びそうなので、カロリー制限をしていない犬の場合は使用をお薦めします。
フライパンにたっぷりのオリーブオイル(湾曲した魚の表面がすべてオイルに接する程度の量)を注ぎ、包丁の腹で潰したニンニクふたかけを入れる。弱めの中火にかけ、ニンニク表面がこんがりと焼けたら取り出す。
魚に小麦粉をつけ、フライパンに並べ、強火にする。
軽く焦げ目がついたらひっくり返す。裏面にも軽く焦げ目がついたらオーブンへ。210℃で10分焼く。
サフラン用は焼きあがったら骨を外して出来上がり。
人間用はオーブンで焼いている間にソース作り。
フライパンに残った油は捨て、キッチンペーパーなどでかるく拭いたらオリーブオイル大匙1程度とバターを入れる。
バターが全て溶け、白く泡立ったら火を止めてバルサミコ酢30cc程度と砂糖大匙1、塩ふたつまみ、パセリのみじん切りを入れる。これをソースにする。
皿に盛った魚の上にソースをかけ、トマトのみじん切りを上に載せて彩りとする。
ニジマスは小学二年生の息子が手づかみにしたもの。バルーンフェスティバルという佐久市のイベントの一環として開催された魚手づかみ大会にて。一昨年は二尾しか捕れなかった。今年捕まえたのは六匹。成長を感じる一コマだった。
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