本日、中軽井沢の千ヶ滝温泉前で開催された社会福祉法人日本聴導犬協会を支援する会が主催するガーデンチャリティーバザーを訪ねた。
社会福祉法人日本聴導犬協会からは「あきちゃん」、「ふじちゃん」の二頭の聴導犬・介助犬が参加して、手話通訳を介してのデモンストレーションが実施された。
デモでは目覚ましが鳴ったら聴覚障害のある飼い主さんに触れて起こしたり、呼び鈴に反応して来客を教えたり、あるいは赤ちゃんの切迫した泣き声が聞こえたら飼い主さんに教えるとともに音源まで連れて行くといった訓練の成果を披露してくれた。危険を感じさせる音が聞こえた場合には飼い主さんに教えるが、音源には連れて行かずその場で伏せて危険を知らせるといった行動も見せた。
今回の催しにて気付かされたのは、目覚ましの聞こえない聴覚障害者にとっては朝起きることひとつをとっても一苦労だということ。大切な用事がある朝は安眠ができなかったが介助犬がきてからは安眠ができるようになったという障害者の方の体験も同協会の方から紹介された。
長野県には1頭しか聴導犬がいないとのことだった。
聴導犬への理解が進み、どんどんと社会に受け入れられ、聴覚障害のある方々の生活が少しでも便利になる世の中を望む。
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