メイプルが生後七ヶ月を過ぎてから、これが“子離れ”かと思わせる行動をサフランが取る様になった。
じゃれ合いではメイプルが一方的にサフランにガブガブと噛み付き(本気噛みではない)、サフランはひたすら逃げ、余りにしつこいと反撃していたけれど、我が家の二匹しかいない犬社会ヒエラルキーにおいてはメイプルが君臨していた。
ところが一週間前から様相が一変。出産後急に老け込んだかのように“ぬいぐるみ化”していたサフランが3歳になったばかりという年齢相応に旧来の闊達さを取り戻し、メイプルがガブッと首っ玉に噛り付こうものなら猛烈に反撃(もちろん本気で噛んだりはしない)するし、血糖値が上がってバタバタと騒ぎたい食後に至っては自らメイプルに挑みかかることまでするようになった。
テレビで見たキタキツネの激しい子離れ・親離れとは無論異なるけれど、家庭犬の子離れはかくやと思わせる最近のサフランである。
写真は我が家で“グリズリーごっこ”と呼ぶ遊び。二匹ともが二本足で立ち上がっての押し合い。
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